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ベースの修理「Steinberger XP2」 [音楽]

こんばんは。
今宵はベースの修理の話。

Steinberger XP2.jpg
Steinberger XP2

ブリッジのパーツが壊れて、ずっと使えない状態が続いている「Steinberger XP2」(通称イカベース)ですが、ようやく重い腰を上げて修理をすることに。

…と言っても、パーツを取り寄せるだけなんですけどね。
ただし、国内に流通がないので、アメリカから直接お取り寄せ。

海外のWebショップ等を見ていると、扱っているところも少しはあるのですが、筆者は自信を持って英語に不慣れです(威張ることか…)。
また、日本に配送してくれるかどうか?クレジットはドルなのか?
なので、「セカイモン」を使うことにしました。

「eBay」に出品されている商品の購入を日本で代行してくれるサービス。
詳しくは直接「セカイモン」のHPを見てください。
もっとも、検索するとトラブルもかなりあるらしい。
決して評判は高くはない。
今回購入するのは、数千円のパーツなので良いですが、あまり高額な買い物は怖いですね。

「Steinberger Bass Stainless Steel Original Replacement Bass Jaws Claws 」こんな名前で検索できます。価格は$35.00です。
この価格にアメリカ国内の郵送費、セカイモンの手間賃、関税、日本国内の郵送費が上乗せされます。
高いかどうかは、ポチっとやるだけで手に入るという手軽さを考えれば、仕方がないかなと思います。

まず、このブリッジを分解するには、7/64"インチというアメリカ規格の六角レンチが必要です。
100円ショップで売っているようなミリ規格の六角レンチは使えませんよ。
最近はネットで簡単に手に入るので、近くのホームセンターなんかで探すよりも便利です。

twh-02.jpg
筆者もネットでこのような商品を購入。300円しませんよ。
精密工具のキットですが、この一番太い奴を使います。
ちなみに一番細いのは、針金みたいなサイズ(0.71mm)。
これで回すネジって凄いですね。

RIMG1890.jpg
壊れているのは、ブリッジのこの部分。

RIMG1893.jpg
購入した六角レンチで、4つのボルトを外します。

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ブリッジを外した後のボディ。右側で光っているのはアースになっているケーブル。

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ブリッジは鉄の塊なので、結構重いです。チューニングユニットも兼ねてますからね。

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裏側にして、3本のボルトを外します。六角レンチのサイズは同じです。
左側で光っているところは、アースに落とすために削ってある部分。

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表に戻した状態で、ブリッジ本体とチューニング部分を分けた状態。

RIMG1899.jpg
チューニング部分も二つに分かれます。

RIMG1901.jpg
この状態で、ようやくパーツ交換ができる。

XP2.jpg
旧Steinbergerでは、結構有名なこのパーツ。
もの凄く力のかかる部分なのに、この構造って…。
もはや悪名高いといっても良い。
たしか、最初期のはU字型だったかな?
途中からこのように下側の輪がつながった形になりましたが、材質が悪いのか、とにかくよく割れてしまいます。
うちは、このパーツを替えるのは3回目。
今回は2本だめになっている。

XS-15FPA_Bridge.jpg

xs-15.jpg
最近のSynapseなんかは、さすがに改善されて形状が変わっている。

そのため、現在流通している新しいブリッジのパーツ「スタインバーガー・シナプス用パーツ」STEINBERGER Bass Synapse String Jaw-Jaw [SBR-107] は流用できません。
試しに購入してましたが、大きさ、形状ともに規格に合いません。
それでも、なんとかしてみようと、削ってみたりもしましたが、合わせるネジの入れ方も違うので、無理でした。

stein_bass_tuning_barrel.jpg
このネジも簡単なように見えて、なかなか面倒くさい構造。

このような状態にするには、まず、手回し部分のノブを外し、パーツのネック側の部分の穴に細いマイナスドライバーを入れて、ネジの部分だけを抜き取ってやらなければならない。
このネジもネック側のマイナス溝の切ってある方は、最後までネジが切られていないので、一方向からしか入れることができない。
この写真は、一度抜いた上で、下の手回し部分のノブを付けた状態です。

昔は、ヤフオクなんかで真鍮から削りだしたパーツを出品している方がいましたが、最近は見かけませんね。
XLやXP2等の古いSteinbergerは、1980年代の楽器なので、さすがに30年近くにもなると、需要も少なく流通からは外れてしまうのでしょう。
でも、このパーツ、本当に壊れやすいんですよ。
中古でこの時代のSteinbergerを購入する方は、パーツも押さえていた方が良いと思いますよ。

もし、このパーツが手に入らなくなったら、シナプス用のブリッジを付けてしまうと言う手もあるようですが、サイズが違うようなので、ボディのザクリが必要ですかね。
また、そもそも、チューニングが合うのかどうかも不明。
強引に取り付けても、音痴な楽器になってしまったのでは意味がない。

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Steinberger 4-String Bass Bridge-Standar​d String Spacing

一応「Steinberger 4-String Bass Bridge-Standar​d String Spacing 」という名前で検索できます。
価格は$129.99になってます。
ドロップBブリッジや、5弦ベース用のも売ってました。そちらは$149.99。
いずれもシナプス用の新しいパーツですね。
XP2のドロップB仕様…にはちょいと弾かれましたが、今回はできるだけ、オリジナルに近い形で修理しようかな…と。

Steinbergerは以前はゼンオンさんが輸入元で、楽器店に頼むとパーツを取り寄せてくれたんですけどね。
その後、新星堂さんが代理店になりましたが、2008年11月に輸入代理店業務を終了。
現在はGibsonの一ブランドとして、長らえておりますが、古い時代のパーツはライセンスの関係か、Gibsonでは扱っていないようです。

古い楽器ではありますが、ここさえ直せばまだまだ使えると言うこともあり、なかなか手放せません。
立派なビンテージになってきました。

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コメント 1

バーガー中毒

自分も、XP-2大好きです!!!
むしろ、スタインバーガーを心底愛しちゃっています!!!!
読んでて気持ちが重なって(^^)

Steinberegr関連でしたら、こちらのお店が評判良いですよお。
仲間内では、駆け込み寺的な存在になってるんで(^^)
自分も2度お世話になった事あります。
『和久屋』という東京のショップさん。
by バーガー中毒 (2019-03-27 12:21) 

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